自と他の評価
- 2015/11/11
- 03:21
自分の評価とは人が決めるものである。就活の面接でありがちな、自分はこういう人間です。こういう事が得意です。こういう事をやってきました。こんな事ができるため御社の何々にどれそれとした役割を担う事が可能だと自負しております。などなどと、自分が下す自己アピール。こんなものは本当の自分の評価ではない。と言うより、実際これらはなんの価値も持たない評価なのである。本来ならば会社側がソノ評価を見分けなければならないものだ。
人の目は己の顔を観察できる場所についていない。だから鏡を見なければ己の姿を見る事ができない。しかしながら、その鏡を見たとしても「ああなんて私は美しいんだろう、僕はかっこいいんだろう」と勝手に脳内で鏡に映る真実の反射像を脳内で勝手に置き換えてみている。人から取られた己の写真にとんでもない違和感を感じるのは鏡を前にしていた時に働いていた脳の視覚補正が弱化されてしまったからである。だがそれでも人間の脳は己の姿をいかにして美しくカッコ良くするか補正しようとする。顔面偏差値30のオブスなのに「まぁ写り悪いけれど普通の顔くらいはあるよね」とまで事実を湾曲して捉えてしまう。結果として鏡があったところで、写真を撮られたところで、視覚の補正が働くから人は己の本当の姿を見る事はできない。
だから己の評価は己が下す事はできない。正確ではないから。周りの人間があなたをみて描いた印象だとか雰囲気だとかの評価というものが間違いなく正確な己の正当な評価なのである。主観評価ではいけない。
即ったら子や合流した仲間達に自分のスト値を聞いてみましょう(^^)