ネタバレ
前記事はフラグでした
闇の中にあるものはどんなに光り輝いていても闇の一部でしかない。
闇の中での行動はいずれ自分自身に闇を招く。
だが何事も経験だ。経験せねばその対処法もわからない。
私は今回イニシャルYの人物たちの存在を知ることとなった。
本日のPlan。
・声かけの回数を守る。
・逃げないガンシカには粘る。
・会話詰まりをなくす。会話中は慌ててはいけない。
・バンゲに繋がる行動、目的に沿った会話の流れを作る。
Do。
某日。16:00。JR。車内。
新宿に向かう私。
その隣に座っているOL。仕事疲れなのだろう、私の隣で口をだらしなく開けながら爆睡をしていて、肩にもたれかかっていた。
以前経験したことのあるシュチュエーションだ。
トントンと肩を叩き彼女はハッと目を覚まさせる。
「大丈夫?」
「あ…すみません」
「俺は大丈夫だけれど、おねぇさん眠すぎじゃない?」
「あ、あ、はい…ちょっと…」
オープン。お仕事帰りかい?はいそうです。仕事かぁ、大変そうだね。
よし、しっかりと和ませよう。
「ところでどこの駅まで?」
『赤羽ー赤羽ー、』
そんなアナウンスが聞こえた後、眠そうだった彼女はハッとした顔に戻り
「あっ!すみません、あ、ありがとうございました!」
降りていった。
前回バンゲに至ったこのシュチュエーション。しかし同じものは二度はない。それはこの地球上に一人として同じ人など存在しないからだ。十人十色、百人百色、万人万色。どのパターンとして同じことはない。全てが例外。それが営業だ。いろいろな例外を経験していき、学び、工夫し次に生かすことで営業のスキルというものは磨かれ、どんな状況にでも対応できる営業師となれる。そういうものなのだろう。
今さっきの彼女もまた私の経験値となってくれた。感謝。
さぁ、戦場へ行こう。
17:00。新宿についた。ドンキを目指し歩きながら声をかけていく。
二人目、剣道の竹刀の袋を持ったギャル
「こんにちわ」
ガンシカ
「ねぇ、君は剣士かい?」
剣道は学生の頃体育の授業で習っただけだ。だが少しの知識は持ち合わせている。
「姿勢がいいね、面をかぶってたらとてもじゃないけどヒサロ行ってるギャルにはみえない。」
いじっていく。ガンシカ。ねばって剣道ネタを引っ張る。ガンシカ。イヤフォンをしている、不機嫌そうな顔、外す気もなさそうだ。諦めた。
三人目、OL
ガンシカ。
まだ日があり、あたりは明るい。警察が多く声をかけられるんじゃないか、嫌な危機感をもった。すこし様子を見ながら声をかけていこう。
四人目、OL
「こんにちわ。」
「ひっ…」
「これからどこに行くん?」
足が速くなっていく。ダメか…
待ち合わせだったようだ。合流し二人で店に逃げるように入ってく。
やはり怖いのだろう。営業とは。待ち合わせは仕方ないにしろ、社会の外道としての怖さを拭い取る方法はないのか?
同業者がいた。かっこいい。ワイルドだ。ガンシカを受けたあと彼はスライド式の白いガラパゴスケータイを取り出しメモを取っていた。私と全く同じだった。私も地蔵なんてしていられない。
五人目、ギャルガンシカ。
くそぅ。
17:30。ドンキをUターンしてからアルタ周辺に来ていた。
まだ新宿は明るい。ぼちぼちとキャッチ、スカウトの方々が見られたがまだ闇の新宿は始まっていない。新宿は夜にしか来たことがなかったため明るいうちに町の構造を把握しようと私は考えた。普段怖くて行けないところを今のうちに回っておこう。
五人目、ゴスロリ。ガンシカ
六人目、学生風。店逃げ
七人目、ギャル。花束を持っていた。
「こんにちわ。」
ガンシカ
「どこの花屋でかったの」ガンシカ店逃げ
18:00。歌舞伎町旧コマ劇周辺。警察は人だかりに埋もれて見えなくなり、いつの間にか闇の新宿が始まっていた。営業は悪いこと。そしてこの町は悪いことをしている人がたくさんいる。だから私はできる。罪の意識が闇に埋もれて違和感を感じなくさせる。
声掛けを加速しよう。いつでも口説いていい、それが営業なのだから。
八人目、肩出しのギャル
「かたさむくねん?」ガンシカ、ただ歩ゆるめない。まだだ。
「まぁそっか…最近あったかくなってきたもんね。春だよね。君は春に何かしたいことある?」
「…」
「俺は花見したい。君と一緒に。」
言葉を当てていくのを諦めた。彼女は漫画喫茶に一人で入っていった。
九人目、ギャルガンシカ
十人目、学生風ダッシュ逃げ
一人声をかけて平行トークし、定位置に戻り、また声をかけてを繰り返す。
十一人目。ギャルガンシカ
十二人目。学生風すいません逃げ
十三人目。学生風お辞儀逃げ
十四人目。セレブ
「どこに行くんですか?」こちらをちらと見る。そしてすぐに視線を元に戻し
「友達と待ち合わせ。」
「そっか待ち合わせ」
間があく、これだ。昨日と同じ、そして今日克服しなくてはならないもの。
会話の詰り。
頭から話すべき言葉がきえてしまう。頭の中が真っ白になり、相手も自分も見えなくなる。
耐えろ。作り出せ、生み出せ。相手を観察し、何かを生み出せ。
続けろ、何か言葉を続けるんだ。
「…んじゃ楽しんで。」
自分に負けてしまった。
だめだ、全然相手をオープンできない。目的はなんだ?会話詰まりをなくすこと。オープンすること。オープンさせて、しっかりと和み、連れ出し逆バンゲされること。考えろ…どうすればいいか…
今日の営業をどう回せばいいかこの時の私は必死だった。
必死すぎて…
女性以外の周りが見えていなかったのだ。
十五番目。ギャル
「ねぇねぇ、」
俯いている。ガンシカ。
「モップみたいなコートやんな」
ガンシカ。歩は緩まない。
頭が白くなっていく。諦めるな。
彼女の状態を観察しろ。
ふと、スマホの画面が見えた。アニメのキャラクターの無機質で大きな瞳が私を覗いていた。知っている。このキャラクターは。まかせろ、このジャンルならこの新宿で誰よりも知っている。ここから広げるぞ。
「その待ち受け…!まさかまどか☆まぎk…」
会話詰まりを克服できるチャンスに思えた。だがその時だった。
私はその会話詰まりのことしか考えられてなかった。
彼女が急に足を止める。顔が見える。パッチリとした目がきれいだった。
だがあまりにも唐突に歩を止まったので私は一瞬にして頭が真っ白になってしまっていた。
その一瞬の出来事だった。
「この人ナンパ!!!!」!!
仰天した。なにをされたのかわからなかった。
叫ばれた。
私は一息ほどの時を経て事態を把握し、ごめんねといい下がる。
吃驚した。営業師は罵声を受けることもある。当たり前だった。そして私は彼女の大きな罵声で周りに注目されてしまっていた。いくら外道で嫌われる存在、声をかけて注目を受けても大したことがない、デメリットはない、そんな営業行為だが、今の注目度ではさすがに分が悪い。場所を変えねばならない。
そんな中、十六人目はすぐに現れた。
十六人目、ヤンキー
「おい」後ろから声をかけられる。私じゃない。私が声をかけられたのだ。
「え?」
「ここでなにしてんの兄ちゃんよ」
私の後ろにはストリート系ファッションで大きく厳ついガタイ、もう一人は痩せ型でホスト風な服装で髪は刈り上っている。二人の男の人がいた。
そこからは少し覚えていない。ただただ怖い、そんな思いだったから、私は新宿を全力疾走をしていた。
18:30。某喫茶店。
私は喫茶店に逃げ込んでいた。
コーヒーで渇ききったのどに流し込みながら、あの時はどんな状況だったか振り返ってみる。
私は営業で盲目になっていた。
昨日スカウトの男性と話した『危険ゾーン』と呼ばれる場所で営業をしてしまっていた。
だが営業師の方々によれば気をつけながらか声をかければ余程のことがない限り怖い思いをすることはない、そう言っていた。私はそれを過信していた。
周りの空気を読み取れないほど営業に必死になっていた。人間の視界は180〜160度ほどあると聞いたことがあるがこの時の私は30度ほどしか見れていなかったのだろう。怖い人たちに身をつけられていることに気がついていなかった。
歌舞伎町のある場所を定位置にしてまた戻るの繰り返しをしていたのもよくなかったと思われる。またあいつか、なんだあいつは。街を動きながらサーチしていれば注目されることはなかった。
ナンパはしても問題ない。むしろ説明すれば凄いじゃんって言われる。
逆にスカウトにスカウトされる。
脅されてもオドオドせず堂々としていればいい。
そんなことをネット等で聞いたことがあったため、私は安心していた。
どうにかなるだろうと。
実際どうにもならなかった。
おどけて、一目散に逃げ出した。
かっこ悪かった。
私は男らしさを目指している。
堂々とした、余裕のある男を目指している。
歌舞伎町にいても堂々としていたい、だけれども。
今の私には無理だった。
歌舞伎町のヤーサンの洗礼を受け、すっかり縮こまってしまっていた。
【中略】
20:00。歌舞伎町ドンキ前。
イニシャルYの洗礼を受けた私。
恐怖心があり、今日はもうやめよう。そう思っていた心はすっかり薄れ、今度は『即』するために声掛けを再開していた。
十七人目。OL
あることをしてみた。東大生ブロガー、ルソーさんが公家シンジさんの講習を受講にされていた時になされてたトレーニング。
「こんばんわ」
ガンシカ、そのまま何も言わずに彼女の斜め横を歩いていく。
何も言わずに彼女を冷静に見てなにか感じたら声をかける。そういったものだった。
相手を見続けて感じることでより自然な会話が可能になるようだ。
その時についうっかり出た言葉は
「気をつけてね」
放流。おい!!!
十八番目。OL、逃げるようなガンシカ。
十九番目。セレブ、ガンシカされつつ平行トーク。諦める。
二十番目。ギャル、ガンシカされつつ平行トーク。やはりまた諦めた。
二十一番目。学生風、お辞儀をするように逃げていく。
二十二番目。ギャル、こっち向きガンシカ、早足。
二十三番目。セレブ
「コンバンワ」
軽いお辞儀をされる。
「そのスカーフさ、花柄できれいだね。何処の花屋さんで買ったの?」
笑った。
「服は真っ青、ブルーオーシャンだね。もしかして海沿いのお方かい?」
「ちょっと笑」
オープンした。久々に感じた。
九州住みの30歳。ギャルだけれど以外とドルオタ。人は見かけによらない。サイン会帰り。今日はホテルで明日帰るとのこと。中々の饒舌さんだった。
私のことも聞かれた。食いつきがよく感じる。おにーさん何者?いくつ?38歳に見えるんだけど。おい二十代の人にいうかそれ?侵害だぞ。てかスカウトでもないし高い壺とか絵画とか売りつける人じゃない、商売とは無縁の人だよ。
「じゃあなんで声かけたの?ナンパ?ほらほら、若い子いっぱいいるよ、あそことか、あそことか〜」
「なんでって…そりゃあなたがこの中で一番綺麗だなって思ったからに決まってるじゃん」
饒舌な口がこもる。どうやら嬉しそうだ。
「ほら、花屋で買ったスカーフも!目立つもんっ。すごいオシャレさんじゃん?」
「もーー!」
ネグが効いた。私も笑った。嬉しかった。
しかし
「今日は疲れてるからもう寝たいのー」
「んじゃ、そこのカラ館で休憩してこーか」
「無理無理無理」
く…崩せない。連れ出しが拒否ということはまだ和みが足りていない証拠。その時彼女は言った。
「私、既婚者だからっ」
指輪を見せてくる。
「へぇ、旦那もちかー、結婚して何年?」
「今年で5年〜」
「へぇ、そなのね」
しばらく結婚についての、旦那についての話になる。
これはどうなのだろう。彼氏破壊砲という技がある。それは
「へぇー彼氏いるんだ。それでね、ちょっと気になったんだけどー」
と彼氏持ちに動じず完全にスルー、別の話題を出していくというものだった。
今回、いや前回のバス停に送り届けたギャルも彼氏の話になり私は彼氏のことについて興味を出してよくよく聞いていくスタンスで会話していた。彼氏の話題は触れるべきなのか、スルーすべきなのか。どのみちいたところでここまで会話できると私は引くことはなく会話するから問題はないように見えるが…、ちくちく聞いていると彼氏のことで動揺しているように見えてしまうのだろうか?
「おにーさんしつこい」
笑いながら言う。やっぱり打診が成立せず崩せない。食いつきは悪くないように感じるが…
次第にしつこいという言葉が増えていく。
私は連れ出しグタを崩すのに必死になっていた。
番号打診もだめ。話をしては打診、それを繰り返す。
今思えば、その必死さが減点されダメだったのかもしれない。営業とは減点法なのだ。
こりゃダメだなと思ったら、素直に引いて別にあたるべきなのだ。
だが久々の和み。私はオンリーワン中毒に似た症状になっていた。
和みは目的ではない。連れ出しないし、打診が通らないのなら意味がない。
「てかさ、その寝泊りのホテルどこなの?」
「いうわけないジャーン」
「いやさ、新宿はじめてなんだろ?俺と話すのめんどくさがって巻こうとするのはいいけどよ。迷子じゃねーの?」
「あ、うん」
うんじゃない!じゃぁ今どこに向かっているのさっ!
いや…あれか、私がホテルまで着いてくるのを警戒していたのか。
これはもう無理だと判断。彼女のホテルの目印となるところまで案内する。
「お別れ、ね」
「さみしーなー。んま、最後の東京楽しめよ〜」
「はぁあい」
バイバイ。そう言って別れた。
20:30。この辺りからはよく覚えていない。メモの内容が薄いので大した成果もなかったのだろう。ガンシカでなくても断り文句の一つですぐに放流だった記憶がある。だいたい場所は新宿東口から西口を歩きながら声をかけていた。
二十四番目。ギャルガンシカ、ツレがいた。
二十五番目。メガネギャル、ガンシカ逃げ
二十六番目。学生風、こんばん言ってる最中逃げ
二十七番目。OL、お辞儀逃げ
二十八番目。ギャル、ガンシカ
二十九番目。ギャル、逃げるようなガンシカ
三十番目。ギャル、ガンシカ
21:00
三十一番目。ギャル、ガンシカ
三十二番目。OL、すみません逃げ
三十三番目。OL、店逃げ
三十四番目。ギャル、ガンシカ平行トーク粘るも放流
三十五番目。ギャル、ダッシュ逃げ
三十六番目。学生風こんに…亀井静香似、さむいな、そうですね、風邪ひかんように気をつけて帰ってな。
三十七番目。長身ギャル。私男ですけど。きれいだね、男でもお気をつけて。
ふとアルタ通りを眺めた。
新宿。ここはなんだろう。たくさんの人がいて、それに比例して沢山の外道が存在している。
私はその外道の一部。外道の私が女性に近づくと身構え、声をかけると逃げていくしシカトをするし罵声もあびせてくる。そこまでして私は何を得たいのか?
なんだか、一つのことにとらわれ過ぎて目の前が見えなくなってしまった1日だった。
見えなくなって怖い思いをした。
見えなくなってなんの成果もあげられなかった。
集中することは悪いことじゃない。
だがその方向性は間違いていないか?
問題解決しなきゃいけないってなら具体的にどうすればいいんだ?
そして今ここは集中すべき場所か?
今は私は何をすべきか?
視界30度の盲目になっていた。
私の目は女性を探すだけの道具になっていた。
広げて見よう。そして新宿という町をもう一度眺めて見よう。
星が出ていた。
闇の東京だなんて私は例えた。恐怖の町とも思った。
視界を広げたらそれらとは別のものが見えていた。
綺麗な町だな。
なんでかそう思えた。
Do結果。
声かけ数37
オープン5
和み2
連れ出し0
逆バンゲ0
バンゲ0
Check。
◯声かけの回数を守る。
・今日の声かけは37。目標を守れなかった。原因はヤーサンに絡まれビビってしまったこと。中略で再び火がついて声かけをまた始めたのは良いのだが、それでも間に合わなかった。怖いのは仕方がない。だが絡まれてしまったのは自分が悪い。
・視界が狭すぎた。その結果状況把握ができずに絡まれたのだった。
◯逃げないガンシカには粘る。
・これもヤーサンの一件に通ずるものがあった。ギャルの叫びが引き金となってそれを聞いたヤーさんが私を見て絡んだとも考えられる。
・引き際は難しい。今回の九州ギャルとの和みではしつこいと言われてしまった。これはマイナス。どうしても無理な状況を見抜く必要がある。
・絶対に無理であろう状態は逃げるようなガンシカ。歩みを変えないガンシカは話を聞いているから言葉を当てていく。相手いじり→ガンシカ→自己開示→ガンシカ→相手いじり→ガンシカ→自己開示→ガンシカ→放流。までを様子を見ながらやって見よう。
・相手いじりは持ち物いじりと心理状況の予測。「なんなのこの人怪しいー、怖いーって思っとるでしょう?」笑いを混ぜることもできそう。「あ、今ちょろっと見たよね。なんなんこのホビットばりにちっこいやつ、ナンパ?バリバリあやしーんですけどー!とか思ったんでしょう?」さて、ここまで平行トークできるのだろうか?
・平行トーク中は周りをよく見よう。障害物にあたり中断したり、ツレがいたり、ヤーサンに睨まれてたりと気をつけなければいけない。女性を視界に入れつつ周りに注意する。大変そうだ。
◯会話詰まりをなくす。会話中は慌ててはいけない。
・今回も会話詰まり放流が出てしまった。自己開示はしているか?放流するときはしてない時が多々あった。
・この会話詰まりの対策を兼ね、色々なブログを見た。クロネコさんの所では「詰まるんだったら喋らなくてもいい」とあった。無理に会話するんならしなくてもいい。「すみません、何話したらいいかわからなくなっちゃいました笑」ってらいっちゃうくらいでもいい。ようだ。今日の私は声を続けなきゃと必死だった。だがそうじゃないんだ。おもいうかばないのなら出さないほうがいい。会話に必死になっていると、その余裕のなさを見抜かれてこいつはダメだの烙印を女性に押されてしまうだろう。公家シンジさんのトレーニング。声かけて女性を見てるだけ…あれはもう少しちゃんとやるべきかもしれない。
・何話したらいいかわからない状態のときの人は息が止まっているらしい。肩から上が固まってしまうらしい。一声かけて向こうから何かしらの返答が返ってくる。私の場合、ここで一旦一息置いてもいいかもしれない。息を吸って、「実はね…」と自己開示。これだ。喋らないと喋らないとって慌てるくらいなら喋るんじゃねぇよ。
◯バンゲ連れ出しに繋がる行動、目的に沿った会話の流れを作る。
・今日は繋がらなかったわけだから目的は達せていない。6逆バンゲ、すごくきついです…私にまだそんな外見、トーク力はない。でも目指し続けることは大切なことだ。私はまだあきらめない。
・まず一つは打診をするタイミングが良くなかった。30分は路上でトークしてもいいかもしれない。30分話す中で相手がトランス状態になる時を見計らって打診だ。例えば「何々ってどう思う?」「んーそうねー」「立ち話もなんだし、ここはいるか。」で繋げてみるべか。だがトランス状態というのがイマイチわからないのでいろいろ学ぼう。
・だが時間かけすぎも良くない。ダラダラ話すのが目的ではない。何回か打診をかけたが全てダメ。九州ギャルにしつこいと言わせてしまった。その時点で負けは確定していた。負け確のときは損切り、すぐ次につなげよう。PUAは失う覚悟をもつ。次があるのだから。
※トランス導入うる覚えメモ。
要は相手が自分に意識を向けた時がトランスと呼ばれる状態…らしい。
・相手の思考について問いかける。
♂「帰る時ってさ何考えてる?」
♀「えー。」←ここで自分に意識が向いている。少し考えている。だがこのまま放置しているとまた意識が浮上して…
♀「何も考えてなーい」になる。だから、えー。になって相手が過去を思い出しているときに何かしらのメッセージを入れる。
♂「ちょっとそこのマックいこか」←連れ出し打診。この会話の流れでは不自然すぎ…
♂「てか君声綺麗だね。俺君のめっちゃ好きだわ。」←好意を届けられる。ラポールを築くように使っていきたい。美人系ならばこの後すかさずネグ入れてみるとか…ネグネグしてまた褒めこむとか。
♂「明日から仕事やだなーとか思わん?」←これだと価値を共有しつつ意識を任意の方向に誘導出来る。かもしれない。
・相手の外見について問いかける。
♂「そのバック、高そうだね。どこで買ったの?」←ベタな質問。すんなり語ってくれればトランスになるとは思うけれど…
♀「お店です」←大抵はこれなんです。もう知ってる。トランスもクソもない。ちょっとは入ったかもしれんけど有効なトランスではない。「ど…どこのお店よ」になってしまう。お前に答えるひつよーはねーってオーラバリバリです。
♂「そのcoachのバック、春の新作じゃん!」←これならば、おおっ?やるなこいつと食いつきが上がる、かもしれない。ただファッションの勉強の必要性あり。ただ新宿渋谷のスト高攻略には必要な知識だと思われる。俺だったらこうされると嬉しい。ここですかさず
♂「そのバック選ぶなんてセンスあるね。」←と持ち上げる。持ち上げてどこで買ったの?とか思い出の品なの?とか質問すればよい。と思う。
♀「あ、え…アウトレットで」←みたいなリアクションだったら買い物上手さんだね!って持ち上げとこ。因みにアウトレットに季節の新作はない。一応体についての問いかけも一つ。
♂「脚細ない?飯食っとんの?」
♀「くってるし笑」
♂「昨日飯何食った?」
♀「えぇっとー。」←これでトランス。かもしれない。
♂「とりあえずさ、立ったままじゃ疲れる。一旦ルノアで落ち着つこ?」
♀「えっ?!」
♂「因みにな、俺もなかなか思い出せねぇ。それでな…」←トーキングタイフーンで考える暇も与えずに連れ出しだー。昨日の飯、結構思い出せない人多いですよね。
・相手の状態について問いかける。
♂「とろっとろあるってるから気になって声かけちゃった」←自己完結。問いかけてない。自己完結していいのは自己開示だけでいい。どうせならこれも問いかけに使ってみるべきだ。
♂「いつもそうやってゆっくり歩いているの?」
♀「えー。」←ここでトランス。相手の過去を思い出させたり、自分を客観視させることがトランス導入のポイント。かもしれない。この流れだったら。
♂「そこのスタバで一息つこう。」←をもっていってもいいかな。十分に和んでからこのカードをきりたい。エイチさんの無料音声では割と早めに打診してたからよいのかもしれない。
♂「疲れてるでしょ?そこのスタバで一息つこう」←疲れてなかったら疲れてないって言われてお断りされるからトランス状態での打診はストレートに。
・相手を予測して問いかける。
♂「A型ってよく言われるでしょ?」←よく喋る子にはこれで
♂「O型ってよく言われるでしょ?」←ゆっくり話す子にはこれで。B型っていうと侵害らしい。
♀「そー、よく言われるー」
♂「実際何型なん?」
♀「O型ー」←これはトランスではないけれど当てられたことによりラポールが築かれている?わからんわ。
♀「えー、ちがーう。」←これは自分の血液が違うのか、言われることが違うのか。ツーパターンだが、どっちに転んでも
♂「じゃあ友達から何型でしょーって言われる?」←これでトランス、かなぁ。
なんだかトランス状態と言う名の隙を作って打診パンチってイメージだ。多分。
種類によるが、全てのパターンで、ラポールを築く結び方とトランスに持ってき打診をする二種類パターンがある、と思われる。ついいろいろ作っちまった。妄想にならないように何かしらを使っていこう。
はじめは和み和みでラポールラポール。気が熟したタイミングでトランスに持って行けるように会話中相手をよくよく観察する必要がある。のは間違いなく言えることだ。
Action。
・周りをよく見ながら声かけ。
・会話時はリラックス。頭が白くなったら一呼吸。
・打診はトランスに導いてから。
ルーティーンでも構わない。私にはまず具体的解決案が必要だ。
その具体案がようやく編み出せたから、早速試してみたいと思います。
ダメだったらダメで、よかったら採用って感じにね。
営業も慌てず落ち着いて目標をこなし、考察も慌てずゆっくりと行う。