黒く赤い夢
- 2016/09/14
- 23:20
目の前にいる女優さんに「ねぇなんでしないの?ねぇ?なんで?なんで逃げるの?ねぇ?なんでなんで?なんで?なんで?なんで?ねぇ?美人は?ねぇ?美人はどこ?ねぇ?ねぇ?ねぇ?美人美人美人はどこ?」と罵られながら僕は、その女優さんを泣きながらはめる、という意味不明な設定の悪夢で目が覚めた。
それはおかしいことに、僕がダメ男でDVをするというはずの設定だった。撮影場所は僕の家で、今、僕が横たわって寝ているこの布団の上でだ。僕は聴覚を拷問されながら相手の女優さんを嬲っていた。真っ赤になる白い肌の尻を更に重ねて叩きながら、胸を強く鷲掴みながら、時に無理矢理舐め回すようなクンニ、キスをしながらも、女優さんはというと一声も喘がずに目を丸く見開き、だただ僕の方だけをみて、僕を凌辱し続けた。僕が泣くたびに、それに畳み掛けるように言葉を更に吐き出し続ける。
気がついたら撮影のセット、カメラマンさん、監督、そして女優さんはいなくなっていていつもの光景があった。
僕はよく、夢を見る。
一時期、プライベートでしたときは決まって同じ夢を見た。今さっきまで体を重ねていた女が、仰向けで寝る僕の肉棒を股の口に咥えながら上に下に、前に後ろに、激しく吐息を漏らしながら腰をくねらせている。その女は僕を見下しながらうっとりと嬉しそうな顔をしている。ありえない、こんな狂気に満ちた顔でセックスを求めしてくる女は見たことがない。だからその女は間違いなく別人であると言えるのにどうも、体の形や股間の口と肉棒の接触具合、充満する体液臭い、そして顔の造形。全てが同じに見えた。
そうして僕が悩んでいる内に、彼女は腰を動かすのをやめて、何かを僕につげる。よく聞こえない。その何かを僕に告げた後股間の口で僕の体を締め付けながらゆっくりとその体を僕の体に重ねようと…キスをしようと倒れこんでくる。そのときに、なぜ今まで気がつかなかったのか、彼女の背中から真っ黒な大きな翼が生えていることにようやっと…彼女はやはりさっきまで体を重ねていた女ではなく、女の形をした悪魔だったのだと気がつく。だがもうその悪魔はもうすぐ目の前、唇に塗ったリップの匂いが鼻腔を誘惑させるくらいの距離まで近づいていて、ああ重なってしまう、やめてくれ、やめてくれ!という瞬間で目がさめる。
目が覚めた僕は現実ではなかったのだと安堵することも忘れ、ただただ息を荒くして目を開けている。そのときに女が目覚めるときもあれば、元々起きていて、「どうしたの?」と声をかけたり、逆にすやすやと何知らぬ寝顔を僕に見せつけるかのように隣にいるときもある。
今日の僕の夢は新しいタイプの夢であった。男優業をしながら、営業を急かす夢。現実的でないのに現実に沿っているような、狂気でしかないのに日常をもとに作られているような。僕は現実という狂気じみた儚さに縛られているとでも言うのか。
※誰かこの同人の出典教えてください
それはおかしいことに、僕がダメ男でDVをするというはずの設定だった。撮影場所は僕の家で、今、僕が横たわって寝ているこの布団の上でだ。僕は聴覚を拷問されながら相手の女優さんを嬲っていた。真っ赤になる白い肌の尻を更に重ねて叩きながら、胸を強く鷲掴みながら、時に無理矢理舐め回すようなクンニ、キスをしながらも、女優さんはというと一声も喘がずに目を丸く見開き、だただ僕の方だけをみて、僕を凌辱し続けた。僕が泣くたびに、それに畳み掛けるように言葉を更に吐き出し続ける。
気がついたら撮影のセット、カメラマンさん、監督、そして女優さんはいなくなっていていつもの光景があった。
僕はよく、夢を見る。
一時期、プライベートでしたときは決まって同じ夢を見た。今さっきまで体を重ねていた女が、仰向けで寝る僕の肉棒を股の口に咥えながら上に下に、前に後ろに、激しく吐息を漏らしながら腰をくねらせている。その女は僕を見下しながらうっとりと嬉しそうな顔をしている。ありえない、こんな狂気に満ちた顔でセックスを求めしてくる女は見たことがない。だからその女は間違いなく別人であると言えるのにどうも、体の形や股間の口と肉棒の接触具合、充満する体液臭い、そして顔の造形。全てが同じに見えた。
そうして僕が悩んでいる内に、彼女は腰を動かすのをやめて、何かを僕につげる。よく聞こえない。その何かを僕に告げた後股間の口で僕の体を締め付けながらゆっくりとその体を僕の体に重ねようと…キスをしようと倒れこんでくる。そのときに、なぜ今まで気がつかなかったのか、彼女の背中から真っ黒な大きな翼が生えていることにようやっと…彼女はやはりさっきまで体を重ねていた女ではなく、女の形をした悪魔だったのだと気がつく。だがもうその悪魔はもうすぐ目の前、唇に塗ったリップの匂いが鼻腔を誘惑させるくらいの距離まで近づいていて、ああ重なってしまう、やめてくれ、やめてくれ!という瞬間で目がさめる。
目が覚めた僕は現実ではなかったのだと安堵することも忘れ、ただただ息を荒くして目を開けている。そのときに女が目覚めるときもあれば、元々起きていて、「どうしたの?」と声をかけたり、逆にすやすやと何知らぬ寝顔を僕に見せつけるかのように隣にいるときもある。
今日の僕の夢は新しいタイプの夢であった。男優業をしながら、営業を急かす夢。現実的でないのに現実に沿っているような、狂気でしかないのに日常をもとに作られているような。僕は現実という狂気じみた儚さに縛られているとでも言うのか。
※誰かこの同人の出典教えてください