高石さんカウンセリング直前の復習と抱負
- 2015/12/23
- 17:26
高石さんのカウンセリングを受けることにした。その前に、今までの自分を整理する為にもブログを読み直すことにした。それはこの一年の私のまとめみたいなものだった。
ある「ナンパブログ」をみてからツイッターを始め、ブログを書いていくことに決めた日から、この一年いろいろなことがあったことにきがついた。
私のブログは声かけアポノックから始まっていた。一週間で250人に声をかける。即はせず、和みをしっかりして、逆バンゲされる事を目的にしていた。地蔵との葛藤を無理やり克服し、なんとか目標の人数まで声をかけることができた。だが、逆バンゲなんてとてもじゃないけど無理だということがわかった。250人に声を掛け、4バンゲをしたんだった気がする。
そのバンゲした女の子(と、女友達など)からアポを取り、5連アポノックというのもやってみた。全5人の準即を目標にとりくんだ。期間内に初即、計2即という結果を残しすことができた。同時に自分の悪い所、弱い所が浮き彫りとなり営業を進めていく上での方向性が定まった。
男優オーディションにも参加した。ニコ生中継の中、緊張してあたふたしていたが、そんな私がまさかの特別賞を頂くことができ、信じられなくて終始混乱していた。そこから男優デビューを本気で志すようになった。実際に作品に出ることができた。現場で求められた演技をできなかったのと、私のデビュー作のお相手をしてくださった女優さんの名前を忘れてしまったのが今でも悔しくて悔しくてしょうがない。今はまだ下汁で撮影に呼ばれるなんてことはないが、いつでも撮影に全力で行けるよう日々の鍛錬は欠かさぬようになった。
ルーティーンを繰り返しながら営業を続けていた。ルーティンが足りず、まだ不安で仕方がない中、影響を受けていた「ナンパブログ」、ラポールと身体知の高石宏輔さんから本が出ると聞いて私は大いに喜び、そして全力で飛びついた。ルーティンや方法論は様々ある。でもどれを選んだらいいかよくわからない。だったらまず、この本を読んでから購入するか決めよう、いや、この本を私の「ナンパ入門」にすることに決めよう。そう思いながら飛びついた結果、私はとんでもない仕打ちを受けたのだった。
なんとかこの本を読み終え、生の高石さんを著書の無料イベントの人だかりの中から見た私は高石宏輔という人物のトンデモなさに気づく。この人は営業師を止めている。さらに人から(悪意はないにしろ)営業を出来ないようにさせようとしている。だからついて行ってはいけないし、私はあってもいけない。そう思うようになった。会ったら色々な意味で殺されるんじゃないかと思った。
だから私はもう1人のカリスマ営業師、高石さんと対をなしている存在である人の元へ向かった。生徒ナンパに付いて渋谷で考える、の公家シンジさんである。
ちょうどその頃、同じくカリスマ営業師の流星さんと合同で納涼船講習をするとのことを聞いていたため、私は思い切って2日連続で参加することに決めた。営業師になるために、何かが変わると思って船の上に飛び込んだ。
初めて会う画面向こうの、文字向こうの存在でしかなかったシンジさんに私は始め肩コリしそうなほど恐縮しすぎていたが、優しい笑顔でそのコリはほぐされた。営業の姿も間近で見れた。すごかった。とにかく和んだ後の引き込みが凄すぎて、シンジさんが女の子と会話をしていくたび驚き、そして感動していた。
結果は惨敗だった私はそれから殆ど営業をしなくなった。合流をしながらしていくものの、いまいち結果を出すこともできなかった。結果を出すまでシンジさんにはあってはいけないな、と思っていた。
そんな中またシンジさんが、流星さんとの営業ツアーをするとのことを耳に入れた。私はしばらくは会わぬと決めていたし、実際にお金がなかったのでいいなぁいいなぁと指をくわえてツイッターを見ていただけだったが、QB来いと名指しされたので自身の取り決めと金を捨てる思いで参加することにした。誘われて、嬉しかったし、せっかくだからスキルアップを図って行こうと思った。
北海道は泥沼だった。もう私自身が泥になってしまったかのようだった。それくらい私にとっては悲惨で絶望的な内容だった。最後の最後にシンジさんの拒絶を受け、取り決めと金以外にたくさんの物を失った。もう今年最後の月となっていた。
そんな一年を踏まえて、今年のまとめ、今年の自分へのクリスマスプレゼント、ではないけれど、高石宏輔さんのカウンセリングを受けてくることを決めた。ようやっとである。今年一番に影響を受けた人物に初めて自ら会いに行ってくる。
凄く怖い。何故今まで会いに行かなかったのか。それは高石宏輔さんに会いに行く意味がなかったからである。何故会いに行くべきではなかったのか。それは高石さんはどうやら自主性を育もうとしている人だからである。確かではないけれど、自ら考え葛藤して、そこから何かを生み出してほしい。その事を大前提にカウンセリングや、講座、そして本を書いたのだと思う。だから会いに行けなかった。わからないこと、不安なこと、知りたいこと、沢山あった。だがそれらを彼に求めるということは愚問でしかないからだ。そういう風に感じていたから私は会いに行けなかった。少し悔しい気持ちがあったと思う。だが、いつか会いに行かなくてはいけないな、そう思っていた。そう思いながら今年の最後まで迫ってきていた。
だから会いに行くと決めた。せっかくの今年の最後だし、いいまとめになるだろう、というなんとも軽い気持ちで決めた。軽い気持ちで決めた方がちょうどいいような気がした。だが軽い気持ちで決めたと言いながら、恐ろしく緊張していた。なぜこんなに緊張するのか。見透かされそうで怖いからだ。嫌われるんじゃないか怖いからだ。軽く決めたくせに、この二つが彼に会うまでの間、私の体を緊張させていっている。
だがその裏で楽しみが秘めていた。大きな楽しみが体が緊張していくたびに増大していくように感じている。この楽しみはなんだろう。きっと高石さんという人物が今年最も私に影響を与えてくれた人物だからであろう。納涼船を決めた日と北海道に旅立ったつ前夜と同じ気持ちだ。「君は泥沼になる」とシンジさんに直々に告げられながらも私は楽しみで楽しみで仕方がなかった。結果は本当にドロドロでボロボロだったが、それでもとても楽しかった。悲しい辛い悔しい腹がたつ。そんな感情を含めてとても良かったと私は思っている。楽しみだから前夜にブログを書く。楽しんだから終わった後にまるで余韻に浸るようにブログを書いていく。
私にとっては、この「高石さんに会いに行く」というのが、今年最後の最大のイベントだと思っている。最大のイベントが楽しみじゃないわけがない。
と、やはり力んでしまうので、腕振ってから会いに行こう。